自衛隊とふりかけ
たしか自衛隊のごはんにも「のりたま」と「ゆかり」っぽいものがあったような……。
— 焚書刊行会 (@imagawatatsuya) 2016年12月2日
自衛隊の隊員食堂には、ほぼ例外なく、ふりかけが常備されています。
しかし「自衛隊の隊員食堂御用達のふりかけ」というものはありません。
ふりかけについては取材したことはないので、憶測も混じりますが、食材は、駐屯地や基地の地元にある食品卸会社から購入しているはずです。
その食品卸会社の扱うふりかけが、隊員食堂に納品されることになります。
なので「自衛隊専用のふりかけ」というものはないはずです。
▶ふりかけの種類ですが、たまごやのり系、いわゆる「のりたま」、わさび、ごま塩、たらこなど、一般的なふりかけは大体揃っています。
自分の経験を振り返ってみると、量は食べるほうではなかったから、隊員食堂でご飯を食べるときにふりかけを使った記憶はあまりないです。
主菜が嫌いなものだったとき、ご飯が余ればふりかけを使ったかな……というぐらいのものです。
自衛隊の隊員食堂は、主菜の分量は決まっています。
たくさん食べたいからといって、量を増やすことはできません。
食事時間の終了間際だと、余った食材が取り放題ということもあるし、お昼に余った食材が、夕方セルフで提供されたりすることもあります。
しかし基本的には主菜の量は決まっています。
けれども白米は、食べる人の裁量で増やしたり減らしたり出来ます。
厳密にいうと、分量の決まりはあるとは思いますが。
新隊員の前期教育で、班長から「ご飯はお代わりしていいよ」と言われました。
実際にお代わりする隊員はほとんどいないです。
配膳台と、食べる場所は少し離れているし、お茶碗だけを持って歩くのは恥ずかしいという気持ちもあります。
ご飯がたくさん食べたい人は、だから、最初にご飯を注ぐときに、てんこ盛りにします。
そこで活躍するのがふりかけです。
まずはふりかけを白米にかけて、お米の頂上付近はそのふりかけで胃に流し込みます。
適度にご飯が減ったところで主菜に手を付けることになります。
白米をたくさん食べる隊員にとって、ふりかけはなくてはならない存在ともいえます。
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