電子書籍の宣伝と雨乞いの関係

自己出版の本の宣伝方法について

 自己出版の電子書籍ですが、もし著者がツイッターやブログや、その他のメディアで著者が宣伝したとする。
 結果、本が売れる。
 だから宣伝は有効である。
 ――と考えがちですが、実はこれって、錯覚を抱いている可能性があります。

※このエントリーは、基本的に、個人が行う宣伝と本の売り上げはほとんど関係がない、というスタンスで書かれています。
 だけど、実証はしていないし、例外もあるかもしれません。
 結論は、個人で行う宣伝はプラスもマイナスもない(と思われる)ので、やりたい人は存分にやればいいです。

 この記事に出てくる「宣伝」は、個人が、ブログやツイッターなどを利用し、自著を自薦する行為のことをさします。

雨乞いと、個人の行う宣伝は似ている?

 ところで、雨乞いはご存じでしょうか。
 日照りが続いたときに、天に向かってお祈りをして雨を願う行事というか、神事といいますか。
 歴史的には世界中で見られた行為です。
 
 雨乞いは、いくつかのパターンがあります。
 雨乞いをする▶雨が降る
 雨乞いをする▶雨が降らない

 雨乞いをしない▶雨が降る
 雨乞いをしない▶雨が降らない

 雨乞いをすれば高い確率で雨が降ります。
 これは間違いありません。
 もし、雨が降らないのなら、降るまで雨乞いを続ければよいです。
 雨が降らなければ、やり方が悪いから(願いが届かないから)、という解釈もできます。

 これを、個人で行う宣伝に置き換えると――

 宣伝をする▶本が売れる
 宣伝をする▶本が売れない

 宣伝をしない▶本が売れる
 宣伝をしない▶本が売れない

 説明は省きますが、雨乞いのパターンと似ています。
 とは言っても、だから個人が行う宣伝は効果がないと言い切るのは乱暴だと思います。
 なぜなら、人間の行う雨乞いと、実際に雨が降るプロセスには、関連性はありません。別次元の話です。
 けれども、電子書籍の宣伝行為は、電子書籍の売り上げと同じ階層(もしくは近い階層)の話であって、関連性が全くない、とは言い切れません。

 実験をするとしたら、常日頃からツイッターやブログで宣伝を行っている人は、宣伝をやめてみればいいです。
 数冊ぐらいなら、誤差の範囲でしょうけど、100冊売れていたのが十分の一になったのなら、その宣伝はとても効果があるといえるのではないでしょうか。

 宣伝をしていない人なら、宣伝を始めてみればいいです。
 宣伝によって短期間のうちに100冊売れれば、その宣伝方法には効果があるといえそうです。

 例外はいくつかあると思うけど、そのひとつは、当たり前ではありますが「ネット上で、たくさんの人と交流している著者は、SNSやブログで宣伝すると効果はある」と思います。
 逆にいえば、SNSやブログで宣伝して本を売りたいなら、まずは著者自身の影響力を高めるのが先でしょうか。
 つくづく、個人出版は大変だなと思います。

追記

 本のジャンルは結構大きく関係するかもしれません。
 エンタメや私小説などの小説関連は、宣伝しても売り上げにはほぼ効果はないと思いますが、専門書やノンフィクションなどの場合は、少し事情が違ってくるかもしれません。
 どちらにしろ、考え方としては、宣伝してもマイナスはないと思われるので、冒頭にも書きましたが、やりたい人はやればいいと思います。

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