2022年6月、愛知県の陸上自衛隊豊川駐屯地で、民間業者から納入されたお弁当を食べた陸自隊員267名(うち19名からウェルシュ菌が検出)が食中毒となったとのこと。
お弁当は5月30日の14時40分頃、748食が納入されたようです。
この件を聞いたとき、最初は、厚生センターで販売される営外者用のお弁当かと考えました。
けれど14時40分という時間と、748食という食数から、駐屯地内の寮に住む営内者向けのお弁当で、この日の夕食だったのだと想像します。
隊員食堂があるのに民間からお弁当を納入するのは違和感があるかもしれませんが、だいたい月に数度、厨房整備ということで、隊員食堂での喫食ができず、弁当(時には携行食)になることがあります。
月末の週末が多いはずです。
ほか、記念行事などで、隊員食堂が使えない場合も、お弁当になったりします。
▲こんなお弁当です(参考画像)。
価格は書いてありません。
階級によってお弁当の等級が変わることはありません。これは普段の食事も同様です。
納入元は地元のお弁当業者です。
おいしさは、そのお弁当業者によって異なります。
おいしいところもあるし、おいしくないところもあります(安物の冷凍食品ばかりなど)。
ちなみに、隊員食堂で提供された食事は、食中毒発生に備えて、喫食前に取り置かれ、一定期間保存されます。
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