海上自衛隊の隊員食堂の厨房を見学(呉基地業務隊)

自衛隊の厨房は広い

 自衛隊の陸上施設にある厨房は、大量調理が可能なので、広々としています。
 冬はちょっと寒いです。
 調理に使う熱源はボイラーと電気のようです。
 小規模な厨房だとガスもあるかもしれません。

自衛隊の調理員はマスクと帽子、前掛け、長靴姿で調理にあたる

 自衛隊だからと言って、迷彩服を着て調理作業をしているわけではありません。
 民間の厨房と同じように調理服を着て、マスクや帽子をつけて調理作業を行います。
呉基地業務隊の厨房内部その2

海上自衛隊と航空自衛隊では専任の調理員を養成している

 海上自衛隊と航空自衛隊は調理員(または給養員)という職種があります。
 陸上自衛隊は、調理が専門の職種はありません。

陸自の食事が「今一歩」といわれる理由は……

 陸上自衛隊の食事は、ときどき「大まかな味」と称されることがありますが、専任の調理員が存在しないのも関係しているかもしれません。
 直長や現場長は、駐屯地業務隊の隊員ですが、その下につく調理員は臨時勤務で、多くは各一般部隊から集められた隊員です。
 陸上自衛隊は近年では給食業務を民間の業者にアウトソーシングしている場合も多いと聞きました。

ブイヨン

呉基地業務隊の厨房内部
 私が呉基地業務隊の隊員食堂の厨房を訪れたのは木曜日でした。
 画像はブイヨンです。
 金曜はカレーの日なので、そのカレーに使うブイヨンとのこと。

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